レアルMFカゼミーロ、23年まで契約延長へ 盤石の地位で“10年戦士”と現地紙報道
13年にサンパウロから加入したカゼミーロが契約延長へ
レアル・マドリードは6月のラ・リーガ再開に向けて段階的にトレーニングの参加人数や強度を上げて臨もうとしている。それと同時に気になるのは2020-21シーズンに向けての陣容の強化だが、近年のレアルに不可欠なバランサーであるブラジル代表MFカゼミーロが“10年戦士”となる契約延長に進んでいることをスペイン紙「マルカ」が報じている。
カゼミーロは2013年にブラジルの名門サンパウロからレアルの一員に。ジョゼ・モウリーニョ監督体制の頃にトップチームデビューを飾るなど期待値は大きく、一時期はポルトに期限付き移籍した“武者修行”期間があったものの、レアル復帰後にさらなるバージョンアップを果たした。
2016年初頭にジネディーヌ・ジダン監督がカスティージャ(Bチーム)からトップチームの指揮官に就任すると、終盤戦から4-3-3のアンカーポジションに抜擢。そこからレギュラーをがっちりとつかみ、チームのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)連覇に欠かせぬ一員となった。
今やレアルのスターティングイレブンに名前がないと違和感を覚えるほどにまで盤石の立ち位置を確立したカゼミーロだが、同紙によるとクラブ側はカゼミーロの重要性について誰も疑いを持っていないという。昨夏には圧倒的な資金力を持つパリ・サンジェルマンも関心を示し、多額の移籍金を提示されたものの断ったのが高い評価の象徴だろう。
コロナ禍によってクラブは契約更新について内部で行われ、契約条件が公表することを中止しているが、その決定前に契約延長自体については動いており、2023年までの契約延長になったと伝えている。ポルト所属時代を含めるが、10年間にわたってレアルに籍を置くことになったカゼミーロは、ジダン監督にとって各ポジションのスーパースターと同等、それ以上になくてはならない存在なのだろう。
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