「無一文になった」サッカー界のスター12人 酒、ギャンブル、ドラッグで人生転落
W杯で活躍した名アタッカーが銀行口座に約7万8000円、“世紀の選手”は破産申告
サッカー界で活躍しながらも、その後の人生において困窮している選手は少なくない。英紙「ザ・サン」は「サッカー界での富を吹き飛ばし、無一文になったスターたち」を特集。元ブラジル代表や元イングランド代表の英雄など、かつてのスター12人の動向を負っている。
記事では、サッカーキャリアにおいて地位と名声を手にしながらも、転落の人生を送った選手に注目。お酒やギャンブル、ドラッグなどで「無一文になったスターたち」を取り上げている。
2010年南アフリカでガーナ代表のベスト8進出に貢献したFWアサモア・ギャン、先日偽パスポートで逮捕されて話題となった元ブラジル代表FWロナウジーニョ、元イングランド代表GKディビッド・ジェームス、元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナらが続々と登場。かつてのスター選手の現状について、以下のように触れられている。
元ガーナ代表FWアサモア・ギャン(無所属)
「元サンダーランドのストライカーは、ロールスロイスの車を乗り回していたが、最近は家族を養うことができず、銀行口座に600ポンド(約7万8000円)しかない」
ロナウジーニョ(元ブラジル代表FW)
「ブラジルの伝説的な技巧派スターは、銀行口座にわずか5ポンド(約650円)しか残っておらず、175万ポンド(約2億3000万円)の負債を抱えている」
ディビッド・ジェームス(元イングランド代表GK)
「キャリアで推定2000万ポンド(約26億2000万円)の収入を得ていたにもかかわらず、元イングランドのナンバーワンGKは、2014年に自己破産を宣言した」
ディエゴ・マラドーナ(元アルゼンチン代表MF)
「FIFA(国際サッカー連盟)の“世紀の選手”に選ばれた後、破産した。アルゼンチンの象徴であるマラドーナは、移籍の世界記録を2度更新したが、2009年に破産申請をしなければならなかった」