バイエルンMF、宿敵ドルトムント戦で超絶ループ弾を”自画自賛” 「キャリア最高のゴール」
バイエルンMFキミッヒがドルトムント戦で決勝弾を挙げる
バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒは現地時間26日に行われたブンデスリーガ第28節のドルトムント戦で決勝ゴールをマークした。GKの頭上を抜く鮮やかなループシュートは事前のスカウティングから想定していた狙い通りの一撃だったことを明かし、「キャリア最高のゴール」と自画自賛した。ブンデスリーガ公式サイトがコメントを伝えている。
ブンデスリーガは先週、新型コロナウイルスの感染拡大による2カ月間の中断が明け、これが再開2試合目。ジグナル・イドゥナ・パルクでは、ドルトムントとバイエルン・ミュンヘンによる通算102回目の「デア・クラシカー」が行われた。
優勝争いの行方を占う大一番、試合を決めるゴールが生まれたのは前半43分だった。バイエルンがパスを回して敵陣に攻め込むと、最後はキミッヒがエリアの外から右足でシュート。ふわりとした軌道を描いたループシュートがスイス代表GKロマン・ビュルキの頭上を超え、ゴール左隅に吸い込まれた。
結局このゴールが決勝点となり、首位バイエルンが1-0で勝利を収めた。2位ドルトムントとの直接対決を制し、残り6試合で勝ち点差を7に広げた。
殊勲のキミッヒは試合後、得点について次のように話している。
「僕らは試合前にビュルキがよくゴールラインから離れると言われていた。キャリア最高ゴール、とても重要なゴールだよ」
バイエルンの選手たちは事前のスカウティングでドルトムントの守護神ビュルキがゴールから前に出る癖を把握しており、ループシュートはまさに狙い通りの一撃だったようだ。
自らのゴールを自画自賛したキミッヒは「ドルトムントから大きなリードを奪った。彼らはとてもメンタル的に厳しい状況になっていると思う」とタイトル争いの上でも非常に大きな意味を持つ勝利だと語った。
これでリーグ再開後も2連勝となったバイエルン。前人未到の8連覇に向けて順調な歩みを続けている。
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