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Photo:ゲッティイメージズ

エリザベス女王の命を守る!コロナ禍の「従者の働き方」がすごい

英国王室のエリザベス女王の従者たちが、隔離生活中に採用している働き方がすごいと話題になっている。(フロントロウ編集部)

エリザベス女王を守るために従者はどう働く?

 新型コロナウイルスが世界的に深刻となり、多くの人々が亡くなっている。感染者は世界で550万人を超え、感染者や死者には著名人も含まれており、英国王室のチャールズ皇太子も、3月に新型コロナウイルスに感染している。そんな皇太子の母で、イギリス国王のエリザベス女王は現在94歳。夫のフィリップ王子は98歳で、2人ともかなりの高齢であり、新型コロナウイルスに感染しないようウィンザー城で隔離生活を送っている。 ​‌

 しかしエリザベス女王ともなれば、身の回りのことを担当するスタッフも多い。外から来たスタッフが新型コロナウイルスを持っていたら危険だけれど、王室はある対策を取っているよう。 ​​‌

 それは、3週間ぶっ続けのシフト!‌

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万全を期すためのスケジュール

 エリザベス女王はまず、信頼している24名の精鋭スタッフを12名ずつの2チームに分割。各チームが3週間ずつ職務に当たるそう。また、3週間の休み中にもルールがあり、最初の2週間は家族と過ごすことが可能だけれど、最後の1週間は1人で過ごし、新型コロナウイルスに感染していないことを明らかにしてから、ふたたび3週間ウィンザー城に戻るという。 ​​‌

 関係者は英The Sunに、「女王と王子の健康のためには、どんな可能性も排除されます」と話している。  ‌

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 3月に外出禁止令が出されたイギリスでは、5月に入ってからボリス・ジョンソン首相が段階的な緩和計画を発表している。しかしエリザベス女王が外出を伴う公務に復帰するのは、安全を考慮して、数ヵ月は先になると見られている。​‌

4月には特別ビデオメッセージを送ったエリザベス女王

 新型コロナウイルスが深刻化し、社会全体に暗いムードが漂うなか、4月には異例のビデオメッセージを配信したエリザベス女王。女王は毎年クリスマスにビデオメッセージを公開するのが定例だけれど、それ以外では即位68年で4度目のことだった。  ​​‌

 新型コロナウイルスの影響で、4月21日の女王誕生日に毎年開催される「トゥルーピング・ザ・カラー」や、バッキンガム宮殿の一般公開などが中止されているけれど、ビデオメッセージの中でエリザベス女王は、「ふたたびお会いしましょう」とメッセージを送った。  ​‌

 また、ロイヤルファミリー内ではビデオ電話で連絡を取り合っていると見られており、女王の誕生日はもちろんのこと、ヘンリー王子とメーガン妃の間に誕生したアーチーの5月6日の誕生日にも、現在はロサンゼルスで暮らすヘンリー王子たちに各ロイヤルメンバーがビデオ電話をしたと見られている。(フロントロウ編集部) ​‌