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Photo:ニュースコム、ゲッティイメージズ、©︎TELEVISION/OUTERBANKS/WARNER BROSS

『ヴァンパイア・ダイアリーズ』の制作者、本当はエレナとデイモンをくっつけたくなかった

ヴァンパイアを取り巻いたラブストーリーで一世を風靡したドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』。実は、主人公のエレナとデイモンは両思いになる予定ではなかった。(フロントロウ編集部)

※この記事には『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のネタバレが含まれます。‌

吸血鬼の恋『ヴァンパイア・ダイアリーズ』

 ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』は、2009年〜2017年の間に8シーズンにわたって放送された恋愛ドラマ。ヴァンパイアや人間、魔女、人狼など様々なファンタジー要素に加え、スリリングで胸キュンな恋愛模様が多くのファンを魅了し人気を博し、記念すべき第1話は、米放送局CW史上最高となる約491万人が視聴した。

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©︎TELEVISION/OUTERBANKS/WARNER BROSS

 本作の舞台は、「ミスティック・フォールズ」というバージニア州にある架空の町で、主人公はエレナという高校生。彼女はサルバトーレ兄弟という吸血鬼のイケメン兄弟の間で揺れる三角関係を経験する。サルバトーレ兄弟の弟はポール・ウェズレイ演じるステファン。そして兄は、イアン・サマーホルダー演じるデイモン。兄弟にはそれぞれ違った魅力があり、主人公のエレナはどちらとも良い雰囲気。‌

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 エレナは初めステファンとデートしていて、デイモンに対しては傲慢で危険なやつだと思っていた。しかし物語の途中から、兄デイモンのエレナに対する一途な恋心や意外な優しさが分かってくる。すると、デイモンのそんな変化にノックアウトされるファンが続出。エレナとデイモンカップルのファンは、2人を合わせて「デレーナ」と呼び、イチャイチャを心待ちにしていたという。 ​‌

 最終的に“デレーナ”はめでたく両思いに。しかし実はこのカップル、当初制作者はくっつけたいわけではなかったそう。​‌

ファンのおかげでくっついた? エレナとデイモン

 ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』の原案と制作総指揮を担当したケヴィン・ウィリアムソンは、ファンがデイモンのストーリーを「本当に難しいものにした」と、2019年のニューヨークコミコンで明かした。​‌

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ケヴィン・ウィリアムソン

 実はケヴィンはもともとデイモンを魅力的なキャラクターにするつもりはなかったようで、あくまで彼はシリーズの悪役だったという。しかしなぜかファンはデイモンにメロメロに。そこで、デイモンをもう一度悪役にするために、エレナの兄弟を殺させるアイデアを思いつくなど、どうにかしてデイモンを嫌なキャラにしようとしたという。 ​​‌

 「一度彼を親しみ染みのあるキャラにしたら、ファンはどんな理由でも彼を愛した。観客の好意をデイモンからそらすようにしましたが、本当に難しかった」とケヴィンは語った。  ​‌

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 ケヴィンはファンの熱意を遮断するためにツイッターを見ないようにしたそうだけれど、同じく原案を担当したジュリー・プレックは逆にツイッターをケヴィンに見せ、ファンの意見を逐一伝えていたという。 ‌

 デイモンは本作でも最も人気キャラの1人。彼がどんどん魅力的なキャラクターになってエレナと両想いになれたのは、ファンの熱意が一端を担っていた。(フロントロウ編集部)  ​‌