仏の感染死者数 再び世界4番目に
by ロイター[パリ 25日 ロイター] - フランスは25日、新型コロナウイルス感染症による死者数が再び世界で4番目に多い国となった。スペインが2000人近く下方修正したことが背景。世界最多は米国、次いで英国、イタリアが多い。
フランス保健当局のウェブサイトによると、同国の死者数は65人(0.2%)増の2万8432人。一方、当局の別のウェブサイトでは死者数は90人(0.3%)増の2万8457人となっている。
この相違について当局からのコメントは得られていないが、いずれにしても同国の死者数はスペイン(2万6834人)と比べ約1600人多く、イタリア(約3万3000人)をはるかに下回っている。
フランスの死者数は5月12─21日にスペインをやや上回っていたが、先週末には3日間スペインを下回った。
フランスの新型コロナ感染者数は358人(0.2%)増の14万5279人。増加率は先週後半のペースと一致、その前の週からは鈍化し、感染拡大のピークが過ぎたとの期待が高まっている。