青森空港で猟銃暴発 モルタル製の壁貫通 けが人なし

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 青森県は25日、県猟友会東青支部の男性が青森空港(青森市)の控室で猟銃を誤って暴発させたと発表した。けが人はいなかったが、弾はモルタル製の壁を貫通し、隣の車庫にとめていた消防車の側面が損傷したという。

 県などによると、男性は24日、同空港管理事務所の職員らと滑走路を車で巡回した後、控室の猟銃保管庫に1人で猟銃を保管しようとした際に誤って暴発させたという。同事務所はバードストライク対策のため、有害鳥獣駆除業務を同支部に委託している。

 消防車の作動に支障はなく、航空機の運航への影響もないという。青森署は男性が実弾を抜き忘れていたとみて銃刀法違反などを視野に任意で調べている。【井川加菜美、平家勇大】