ヤクルト・高津監督「素晴らしい野球ができるように準備」
新型コロナウイルスの感染拡大で開幕を延期しているプロ野球は25日、オンラインで臨時12球団代表者会議を開き、セ、パ両リーグ公式戦の開幕日を6月19日に決めた。感染予防のため、当面は無観客試合で行う。レギュラーシーズンは各チーム143試合から削減されて120試合となる予定。
4月に政府が緊急事態宣言を発令して以降、国内のプロスポーツで公式戦開催が決まったのは初めて。当初の予定だった3月20日からは約3カ月遅れでの開幕となり、斉藤惇コミッショナーは記者会見で「閉塞感に苦しんだ国民の皆さまを勇気づけ、プロ野球以外のスポーツにも開催の指針を示すことができれば」と述べた。
ヤクルト・高津臣吾監督の話「国民の皆さまのしっかりとした意識の結果が、この解除につながったと思う。素晴らしい野球ができるように準備している段階。今後も気を緩めずしっかりとした行動を心掛けていきたい」
巨人・今村司球団社長の話「野球を無観客でやりたいとは誰も思わないが、今はそういう選択肢にせざるを得ない。その先には球場で歓声を聞きたいというのはある」
広島・佐々岡真司監督の話「はっきりとした日程が決まったので、気持ちも新たにそこに向けてしっかりと準備をしていきたい」
DeNA・石田健大投手の話「多くの方々の尽力のおかげだと思っている。引き続き感染症予防を徹底し、開幕に向けて準備していく」
ロッテ・井口資仁監督の話「ようやく自分も選手も目標に向かって進んでいける。選手は感染症予防を徹底しながら、プロとして体調管理をしっかり行ってくれた。勝利を目指して戦い抜く姿を見せることでファンに喜んでもらいたい」
西武・辻発彦監督の話「明確な目標が定められたので、そこに向けて調整していくだけ。どんな形であれ、ファンの皆さんに野球をお見せできることを楽しみにしている」
西武・源田壮亮内野手の話「自主練習期間中、ファンは本当にプロ野球の開幕を楽しみにしていると感じた。皆さんに楽しんでいただける全力プレーを約束する」