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2回、本盗で生還した白組のソフトバンク・柳町は、ナインと直接手を触れない”エアータッチ”を交わす=ペイペイドーム(代表撮影)【拡大】

ソフトバンクが紅白戦 「エアハイタッチ」で喜ぶ

 ソフトバンクは全体練習を再開した25日、1軍の紅白戦を実施した。ベンチ内の首脳陣や球審を務めたスタッフ、一、三塁ベースコーチらはマスクを着用。選手はハイタッチを禁止され、得点した際には手のひらが触れ合わない「エアハイタッチ」で喜びを表現した。オンラインでの取材に応じた工藤公康監督は「気をつけながら、毎日いい練習をしてほしい」と呼び掛けた。

 試合前の練習でも選手同士は距離を取り、黙々と汗を流す姿が目立った。先制二塁打を放ったプロ14年目のベテラン、長谷川勇也外野手は「監督からは注意するように言われている。どこか頭の中にはそういう意識はある」と背筋を伸ばす。

 紅白戦は26日と28、30、31日にも行う予定。工藤監督は「皆さんが待ち望む開幕に向けていい調整をしたい」と力強く言った。