橋下徹氏、木村花さん急死に「もっと大人が言ってあげないと」
元大阪府知事の橋下徹氏(50)が25日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演。フジテレビ系などで放送中の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー、木村花さん(享年22)が23日に急死したことに言及した。
「誹謗中傷は良くないって、その通りなんですけど、誹謗中傷ってなんなのっていうところなんです」と話すと、「表現の自由を規制するってのは、僕ら法律家としては一番気をつけないといけない」と強調した。
「『おまえ、もうこの番組出るな』とか『おまえもう嫌いだ、顔見たくない』とかを規制し始めると、表現の自由の規制につながっていって、あげくの果てには権力者の方を批判できなくなる。表現の自由は原則、規制できないというのが民主国家なんです」と説明した。
MCのフリーアナウンサー、宮根誠司(57)から「表現の自由っておっしゃいましたが、死ね、殺すぞは駄目でしょ?」と尋ねられると、橋下氏は「殺すぞは駄目ですけど、死ねは微妙…」と回答した。
「世間の皆様から顔を知られて、関心の対象になるってことは、いろんなことを言われるってのもワンセットでついてくるということを、22歳の花さんの方に。局とか番組とか、周りの者が『いろいろ言われたときに対応するのは、費用がかかるが裁判しかないんだよ。言論には言論で対抗するしかないんだよ』と、きちっと言ってあげないと」と持論を展開した。
続けて「僕はこの年だから、ネットで『アホ、ボケ、カス』とか、ばんばん書かれてても、この年になるとバーカと思えるけど、22歳では思えないから。もっと大人が言ってあげないと…」と語った。