関ジャニ∞安田章大、脳の手術から3年 今伝えたいオモイを訴える「未来を勝ち取ってやりませんか」
人気グループ・関ジャニ∞が25日、ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネルにおいて、メンバー5人が参加する動画を更新。2014年の『熱闘甲子園』(朝日放送)テーマソング「オモイダマ」を自宅からリモート歌唱した。長く続く新型コロナウイルスの影響下にいる人々に向け、最後にはメンバーが安田章大が17年に経験した脳腫瘍の摘出手術、その後遺症に触れながら「みなさんもなんとか生き抜いて、未来を勝ち取ってやりませんか。一緒にこの先も旅しませんか」と強く訴えた。
まず「オモイダマ」について安田は「当時の高校生が送ってくれた歌詞に元気や勇気をもらい、背中を押されることがよくある。今はこんなに悔しい世の中で前をみれない気持ちがよくわかる。けど僕たちには必ず明るい未来が待ってる。その希望を僕たちらしく今だからこそ伝えよう」と披露に至った経緯を説明。メンバー全員で歌い上げた。
歌唱後に安田は「関ジャニ∞のファンのみなさんが僕に教えてくれた言葉」として「弱ってる時は強がらなくていい。しんどい時はしんどいで良い」と紹介。「今はみなさんもしんどい時はしんどいで良いと思います。だってしんどいですもんね。ちゃんと“つらい”は“つらい”で受け止めて“つらい”をしっかり感じた後に、また新しく明るい未来に向かって、一歩、半歩でもいいですからゆっくり歩んでもらえたら」と寄り添う言葉を投げかけた。
そして「これが傷跡なんです」と頭部を指しながら過去の手術について告白。「今でも正直、後遺症が正直残ってるんです。日々葛藤しています。全然強くなれない自分がいるし。けど、仕方がないこと」と吐露した。色付きのメガネをつけなければ、ステージやテレビ収録はおろか「日常生活も無理」とし、「けど、それでも芸能界に身を置こうと思ったのは大切な仲間や大切なスタッフさん、大切なファンのみなさん…いっぱいです。いろんな人達が支えてくれるからです。だから僕は覚悟を持って、ここに、みなさんの目の前に立っています」とありのままの心境を伝えた。
最後には「少しでも関ジャニ∞から生きる力を受け取ってもらいたいと届けてます」という決意をにじませた安田。「関ジャニ∞も必死で戦っています。みなさんもしんどい思いをしていると思いますがなんとか生き抜いて、未来を勝ち取ってやりませんか。一緒にこの先も旅しませんか。頑張りましょう。頑張る、というか楽しんでいきましょう。笑っていきましょう。小さな幸せを見つけていきましょう」とメッセージを送り、動画を締めくくった。