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緊急事態宣言の全面解除について記者会見する安倍晋三首相=首相官邸で2020年5月25日午後6時19分、竹内幹撮影

首相、コロナは「中国から世界に」 中国型「権威主義」の広がりに警戒感

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 安倍晋三首相は25日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大について、「中国から世界に広がったのは事実だと考える」と述べた。新型コロナ対応を巡り、中国と対立する米国の見解に沿った立場を明確にした。

 首相は記者から「米中どちら側につくのか」と質問されたのに対し、「中国と米国との間で新型コロナウイルスの発生源をめぐって相当激しく議論が行われている」と前置きしたうえで、日本の立場として発生源は中国だと言及した。「唯一の同盟国である米国と協力しながら、さまざまな国際的な課題に取り組んでいきたい」と語った。

 また首相は「世界の政治・経済をリードしてきた国々の多くは、国内の対応で手いっぱいになっている現実がある。そこに隙(すき)が生まれる事態は決してあってはならない」とも述べた。自由や民主主義を掲げる主要7カ国(G7)が新型コロナへの対応に苦慮する中、強権的な感染封じ込めを進める中国を念頭に「権威主義」の広がりに警戒感を示したとみられる。

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