“実物大”18メートルの動くガンダム、公開延期 本オープンは年内を目途に
人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダム』の40周年プロジェクトとして始動した“実物大”のガンダムを動かすプロジェクトで、7月から予定されていたオープン前の施設を見学できる限定プログラム「スペシャルエクスペリエンス」を中止とし、10月から予定されていた本オープンも延期とすることが決定された。横浜・山下ふ頭にオープンする予定だった『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』を運営するEvolving Gが25日、発表した。
新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、観客、従業員および関係者の安全確保を考慮しての判断。同社は「当施設のオープンを楽しみにお待ちくださった皆様には心よりお詫び申し上げるとともに、ご理解を賜りますようお願いいたします。皆様に安心して楽しんで頂けるようオープンに向けて準備を進めてまいりますので、どうぞご期待ください」とした。本オープンの時期は、年内を目途としており、決まり次第、発表される。
同プロジェクトは「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」として発足。40周年を迎える2019年に実物大の18メートルのガンダムを動かす計画で、14年にスタートし、6階建のビルに相当する大きさの人型ロボットを動かそうという、壮大なプロジェクト。18年に行われた『40周年プロジェクト』発表会では、2020年に横浜で実現することが発表されていた。
動く実物大ガンダムが置かれるのは『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』で、“動くガンダム”を実際に間近で見ることができる「GUNDAM‐DOCK」と、“動くガンダム”の仕組みを知ることができる「GUNDUM‐LAB」の2つのエリアで構成されることが明かされていた。