北京五輪にも出場の38歳セルビア人FW、自宅で遺体で発見。拳銃自殺か
セルビア五輪代表として2008年北京五輪にも出場し、欧州各国や中国などでもプレーした元FWのミリヤン・ムルダコビッチ氏が自宅で遺体で発見された。セルビア紙『クリル』など複数メディアが伝えている。
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報道によれば、38歳だったムルダコビッチ氏はベオグラード市内で恋人とともに住んでいた自宅で死去。同氏が室内で拳銃を手に持ったあと、部屋から逃げ出した恋人が警察を呼び、警察が部屋を確認したところすでにムルダコビッチ氏は死去していたという。拳銃で自殺したとみられている。
ムルダコビッチ氏はベルギーの名門アンデルレヒトのユースチームに加入したあと、レンタルされた2部のアールストでプロデビュー。セルビアとベルギーのほかオーストリア、ウクライナ、イスラエル、ポルトガル、中国、キプロス、ギリシャ、シンガポールの計10ヶ国を渡り歩くキャリアを過ごし、2017年に現役を引退していた。
2008年には中国の山東魯能でリーグ優勝に貢献し、翌年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではガンバ大阪とも対戦。2010/11シーズンにはキプロスでリーグ得点王に輝いたこともあった。若手時代には旧ユーゴスラビアのU-18代表やU-21代表でもプレーし、2008年にはセルビア五輪代表のオーバーエイジ枠で北京五輪に出場して1得点を挙げた。
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