乙武洋匡、ワイドショーの「SNSでの誹謗中傷」批判に苦言 「司令塔の役割を果たしてきたのは...」
女子プロレスラーの木村花さんが亡くなったことで、インターネット上の「誹謗中傷」を問題視する動きが広がっている。
作家の乙武洋匡さんは、そのような論調を見せるワイドショー番組に対し「司令塔の役割を果たしてきたのは、どこの誰だよ」と2020年5月25日にツイッターで疑問を投げかけた。
「自分たちは反省の色なし」
木村さんは、恋愛リアリティー番組「テラスハウス」(フジテレビ系列、ネットフリックス)に出演した際の言動をめぐり、ツイッターなどで誹謗中傷を受けていたとされる。木村さんの訃報の後、芸能人を中心に様々な著名人らが匿名での「誹謗中傷」に対する恐怖や怒りを語っており、一連の流れは情報番組でも広く取り上げられている。
一方で、乙武さんは
「各局ワイドショーが『SNSでの誹謗中傷よくない』という論調で放送しているようだが、『今週の標的はコイツですよ』と司令塔の役割を果たしてきたのは、どこの誰だよ。 すべての責任をネット民に転嫁し、自分たちは反省の色なし。どれだけ面の皮が厚いんだよ」
と、ワイドショーが「司令塔」の役割を果たしてきたことを指摘した。その後、SNSの「誹謗中傷」について持論を語る動画のリンクをツイートした。