ジムでの高度な運動や声出し禁止、カラオケでは部屋の定員を半分に…業界団体が再開指針

 事業活動を再開するため、スポーツジムやカラオケ店の業界団体は25日、感染防止策などのガイドライン(指針)をまとめた。

 全国約190社が加盟する日本フィットネス産業協会が作成したジムの指針では、利用人数を制限し、トレーニング設備の間隔を空けるなどして、利用者同士の間隔を2メートル四方に保つことを掲げた。呼吸が荒くなる高度な運動や声出し、更衣室などでの会話も禁止する。マスクの着用が難しいプールでは、可能な限りコースの間隔をあけ、遊泳者同士も2メートル離す。

 日本カラオケボックス協会連合会などの指針では、部屋ごとの定員を半分以下に減らし、マイクやリモコンなど複数の人がさわる部分をこまめに消毒するよう、事業者に要請する。客同士の間隔ができるだけ2メートル離れるよう座席を配置し、歌う時と食事をする時以外はマスクを着用するよう求める。