首相、全国の緊急事態宣言解除を発表 「世界的に厳しい基準をクリアした」

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 安倍晋三首相は25日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」について、全国で解除すると発表した。4月7日に始まった緊急事態宣言は約1カ月半で終了する。

 首相は記者会見で「本日、緊急事態宣言を全国において解除します。足下では全国で新規の感染者は50人を下回り、一時は1万人を超えていた入院患者も2000人を切った。先般、世界的にもきわめて厳しいレベルで定めた解除基準を全国的にクリアしたと判断した」と述べた。

 さらに「我が国では緊急事態を宣言しても、罰則を伴う強制的な外出規制などを実施することはできない。それでも、日本ならではのやり方で、わずか1カ月半で今回の流行をほぼ収束できた。まさに日本モデルの力を示した」と強調した。