木村花さん母・響子さん「楽しく元気な花を心に置いてあげて」 急死から一夜明け悲しみの声続々
フジテレビ系などで放送中の恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演していた女子プロレスラー、木村花さん(享年22)の急死から一夜明けた24日、母で元女子プロレスラーの木村響子さん(43)がツイッターで「守ってあげれなくて ごめんなさい 辛い想いをさせて ごめんなさい」(原文ママ)と胸中を吐露。娘を支えた人々に「あなたが辛いと 花も辛いから どうか楽しく元気な花を 心に置いてあげてください」と呼びかけた。
同番組の言動をめぐりネットで誹謗中傷を受けていた木村さんに対し、この日もSNSには追悼の言葉と誹謗中傷への意見が相次いだ。
番組のスタジオメンバーを務める南海キャンディーズの山里亮太(43)は「なぜ画面の中で力強く立ち振る舞っているその姿の裏にある苦悩に気づけなかったのか」と無念の思いを告白。同番組で共演したタレント、林ゆめ(番組内では吉田夢、24)は「本当に胸が苦しい」。元テラハメンバーの水越愛華(えみか)さん(22)は木村さんの死去直前にSNSで異変を察し慌てて自宅を訪れたが、すでに姿はなく「病院に着いたら、変わり果てた彼女が居ました」と明かした。
爆笑問題・太田光(55)はTBS系「サンデージャポン」で「なんでも言っていい場所なんて、この世界にない」とバッサリ。ダウンタウンの松本人志(56)は5年前の自身のツイートを引用し「匿名は良い行ないをするときに使うのですよ」と諭した。
この日、木村さんの練習拠点である東京・墨田区の道場にはファンが訪れ献花。50代女性は「正直ここまでたたかれるのかと思った」と振り返り「花さんは強い人というイメージですが、繊細な女の子だったんですね」と涙ながらにしのんだ。
所属事務所は死因など詳細について「担当者がいないのでお答えできません」と説明した。