大野智主演『鍵のかかった部屋』特別編#3、あらすじと場面カット公開 新たな撮影部分も追加
人気グループ・嵐の大野智主演によるフジテレビ系連続ドラマ『鍵のかかった部屋』の『特別編#3』が、25日に放送される。2012年4月期連ドラから、2年後の2014年1月3日に放送された『鍵のかかった部屋スペシャル』(14年1月3日放送)を、新たな撮影部分を加えた特別編集版として2週にわたって送る。このほど戸田恵梨香による場面カットが到着した。
新型コロナウイルスの影響を受け、今クールの月9ドラマ『SUITS/スーツ2』の第3話以降の放送が延期に。全国的に“STAY HOME”に取り組むなか「家族そろって楽しめるドラマ」として『鍵のかかった部屋』が再放送となる。大野演じる奇才の防犯オタク・榎本径が、弁護士の青砥純子(戸田恵梨香)と芹沢豪(佐藤浩市)とともに難解な密室事件を解明していく痛快エンターテインメントとなっている。
『スペシャル』には大野、戸田、佐藤に加え、藤木直人、黒木瞳、佐野史郎らも出演。榎本が姿を消してから半年、芹沢と純子は、通常の弁護士業務をこなしていた。そんな折、芹沢が相談依頼を受けていた証券会社会長の藤林(黒部進)が撲殺される。しかも、藤林の姪の郁子(黒木)と共に遺体を発見したのは芹沢だった。
刑事の鴻野(宇梶剛士)から藤林との関係を聞いた芹沢は、藤林の亡くなった妻の100億円相当の絵画コレクションを美術館に寄贈する話を仲介していた、と明かす。芹沢は郁子に、藤林を殺害した犯人は捕まっていないが、寄贈の話を進めたい、と伝える。すると、郁子は寄贈を中止してほしいと言う。事件の前日に、藤林が寄贈を中止したいと話していたというのだ。
その後、芹沢は郁子を寄贈先の美術館館長の平松(佐野)と面会させる。寄贈中止、との言葉を聞いた瞬間、平松の表情が鋭くなった。その頃、偶然再会し、館内にいた榎本と純子は、企画展のために作品を制作中だという有名アーティストの稲葉透(藤木)に会う。稲葉が制作した遊園地のミラーハウスを模した迷路と、そこにはめ込まれた巨大なオブジェ。その前に立った榎本は…。