西村大臣「5都道県の解除で了承」 北海道・神奈川・東京は「引き続き状況を調査・分析」
by ABEMA TIMES 西村経済再生担当大臣は25日、緊急事態宣言が続いている5都道県について、政府の諮問委員会で「緊急事態解除宣言を行うことが了承された」と述べた。
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西村大臣は「5都道県の状況について、基本的対処方針に示している解除条件に照らして判断をしていただき、全ての都道府県において緊急事態措置を実施する必要がなくなったと認められ、緊急事態解除宣言を行うことが了承された」と説明。
一方、解除基準のひとつである「直近1週間の10万人当たり累積感染者数≦0.5人程度」を上回っている北海道と神奈川県、24日の感染者数が14人と2桁に増えた東京都については、「引き続き状況を調査・分析を行うようにと会長から指示があった」と警戒感を示した。そのうえで、「大事なのは感染症をゼロにすることはできないということ。大きな波を収束させることは緊急事態宣言の解除によってできるわけだが、この後も感染はところどころで起こる。それを前提に感染防止作をしっかり講じていただき、新しい生活様式を定着させながら、段階的に経済活動を広げていくことが大事だ」と述べた。
(ANNニュース)