HP時刻表に運休列車を誤表示 乗客1人が新幹線に乗り継ぎできず JR九州

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 JR九州は23日、運休となった23、24日の臨時列車を同社ホームページ(HP)やアプリなどの時刻表に誤って表示していたと発表した。23日に乗客の指摘で発覚し、少なくともこの乗客1人が乗り継ぐ予定の新幹線に乗れなかった。担当部署がデータの修正を失念していたという。

 23、24日は当初、門司区で「門司みなと祭」が開かれ、門司港―小倉間で上下計14本の臨時列車が運行される予定だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け祭りは中止され、臨時列車の運行も取りやめになったが、同社はHPの時刻表やインターネット列車予約、外部の検索サイト向けに提供するデータを修正し忘れていた。JR九州は「お客様に大変ご迷惑をおかけし、おわび申し上げます」としている。【浅野翔太郎】