【挑む男】西武・森、捕手として打者として「日本一」の選手会長に
12球団のキーマンに迫るインタビューの第4回は西武・森友哉捕手(24)。新選手会長として臨むプロ7年目の“打てる捕手”がリーダーとしての覚悟、リーグ3連覇への熱い思いを打ち明けた。昨季は捕手として1965年の野村克也さん以来、パ・リーグでは54年ぶり2人目となる首位打者(打率・329)に輝き、最優秀選手も受賞。野村さん以来となる捕手での三冠王の期待がかかる今季も、攻守でチームを力強く引っ張る。 (取材構成・樋口航)
--仕上がり具合は
「順調だと思います。でも、全身筋肉痛。自主トレで結構追い込んでやってきたつもりだったけど、ユニホームを着れば、また違う疲れがある」
--選手会長に就任し気持ちに変化は
「特別変わることはないけど、去年はシーズンを通してキャッチャーで出たので、その経験を生かせればいい」
--人前で話す機会が増えたのでは
「しゃべることだけが嫌ですね。それは源さん(新主将の源田)に代わってほしい。慣れることはない。まだ野球をやっている方が緊張はしないです」