槇原敬之容疑者、自室から薬物とパイプ発見 覚せい剤取締法違反の疑い
覚せい剤取締法違反などの疑いでシンガー・ソングライター槇原敬之(本名・範之)容疑者(50)が逮捕された事件で、2018年春に住んでいた東京都港区のマンションの自室から違法薬物と吸引用とみられるガラス製のパイプが発見されていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁組織犯罪対策5課が経緯を調べている。
槇原容疑者は当時、所属していた芸能事務所関係者の男性(43)と同居。男性は、槇原容疑者の逮捕容疑と同時期にこのマンションで覚醒剤を所持していたなどとして18年6月に有罪判決を受けていた。組対5課は槇原容疑者の関与についても捜査を進めていた。
組対5課は14日、槇原容疑者を送検。留置されている警視庁東京湾岸署に多くの報道陣が集まったが、槇原容疑者を乗せた車内はカーテンで仕切られ、様子はうかがえなかった。組対5課は槇原容疑者の尿検査などを実施し薬物の使用についても調べる方針。
槇原容疑者は13日、18年3月と4月に覚醒剤と危険ドラッグ「ラッシュ」を所持したとして逮捕された。