写真家・奈良原一高の追悼展「消滅した時間」六本木で、70年代アメリカで撮影した写真作品を展示
奈良原一高 追悼展「消滅した時間」が、六本木のタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルムにて、2020年2月29日(土)から4月4日(土)まで開催される。
日本を代表する写真家の1人・奈良原一高。1956年に「人間の土地」で鮮烈なデビューを果たしたのち、豊かな詩情を湛える独自の表現で、日本の写真史に新たな息吹を吹き込んだ。自分たちの存在を超える“消滅した時間”を写真のなかに見出す奈良原は、晩年には“宇宙との対話”とも言える作品世界を生みだしたものの、2020年1月に逝去した。
そうした奈良原の追悼展である「消滅した時間」では、時空を越えた独自の視座を確立する契機の1つとなった、1970年代のアメリカ滞在中に撮影された作品群「消滅した時間」を展示。ニューメキシコやユタ、ニューヨークなどを収めた作品約10点を目にすることができる。
【展覧会概要】
奈良原一高 追悼展「消滅した時間」
会期:2020年2月29日(土)〜4月4日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 2F
TEL:03-5575-5004
時間:11:00〜19:00
定休日:日・月曜日、祝日