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関西国際空港=2019年9月22日撮影

ベトナム航空CAの男を逮捕 覚醒剤密輸容疑で大阪府警 関空の所持品検査で発覚

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 客室乗務員(CA)として搭乗した航空機で覚醒剤を密輸したとして、大阪税関と大阪府警は14日、ベトナム国籍のグエン・フン・グン容疑者(40)を覚せい剤取締法違反(輸入)の疑いで逮捕したと発表した。税関によると、関西国際空港でパイロットやCAから覚醒剤が見つかるのは初めてという。

 逮捕容疑は1月23日、ベトナム航空のCAとして乗務したベトナムのノイバイ国際空港発の航空機にポリ袋入りの覚醒剤約1.67グラム(末端価格約10万円相当)を持ち込み、関空に密輸したとしている。「体の痛み止めとして持って来た」と容疑を認めている。

 税関によると、ベトナムは違法薬物の密輸が多いため、CAらにも所持品検査を実施。グエン容疑者の制服のズボンのポケットから覚醒剤が入った二つのポリ袋のほか、吸引に使う瓶とストローも見つかった。【加藤栄】