SKIPシティ映画祭で受賞、磯部鉄平の監督作「ミは未来のミ」など3作品が公開(動画あり)
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭などで受賞した、磯部鉄平の監督作「ミは未来のミ」「予定は未定」「オーバーナイトウォーク」が東京・UPLINK吉祥寺ほか全国で順次公開される。
磯部は、河瀬直美らを輩出したビジュアルアーツ専門学校・大阪出身の監督。喪失感を抱えもがきながら生きる者たちの姿を、希望を見出す優しい視点で描いてきた。これまで大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、Kisssh-Kissssssh映画祭など、さまざまな映画祭で入選、受賞を果たしている。
「ミは未来のミ」は、焦りを感じながらもダラダラ過ごしている高校3年生・上村拓也を主人公とした作品。ある日、仲良しグループに属する親友が交通事故に遭い、上村はみんなで交わした約束を果たすため仲間を集める。
「予定は未定」では、40歳目前の独身女性・純子を軸に物語が展開する。突然届いた紙飛行機を開くと、それは男性側の欄だけが埋められた婚姻届だった。純子は見知らぬ男性が自分にプロポーズしたと運命を感じ、その住所を訪ねる。また「オーバーナイトウォーク」では、故郷を捨てた27歳の売れない女優・さくらにスポットライトが当たる。
「ミは未来のミ」は5月29日から6月4日まで公開。「予定は未定」と「オーバーナイトウォーク」は6月5日から11日まで同時上映される。YouTubeでは3作品の予告編が公開中だ。
※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記
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