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「プレッシャーを力に変えたい」と意気込んだ中谷潤人=東京都内で2020年2月14日午後2時11分、黒川優撮影

WBOフライ級王座決定戦に中谷潤人 世界初挑戦の22歳「やっとこの舞台に立てる」

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 世界ボクシング機構(WBO)フライ級3位の中谷潤人(22)=M・T=は14日、東京都内で記者会見し、4月4日に東京・後楽園ホールで同級1位のジーメル・マグラモ(25)=フィリピン=との王座決定戦に臨むと発表した。初の世界戦に向け、中谷は「やっとこの舞台に立つことができる。わくわくしている」と意気込んだ。

 中谷は三重県出身。中1でボクシングを始め、中学卒業後に単身で米国に留学して武者修行を積んだ。2015年4月にプロデビューし、20戦全勝(15KO)。記者会見で「チャンスなので一発で(王座を)取って、今までサポートしてくれた家族を少しはホッとさせたい」と話した。

 WBOフライ級王座は、3度防衛した田中恒成(24)=畑中=が階級変更のため1月末に返上し、空位になった。【黒川優】