トランプ米大統領、強まる専横 共和・政権幹部に懸念
決議で造反 司法長官が「反乱」 報復人事に批判
【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領の強権的な言動に、議会共和党や政権内で懸念が強まってきた。米上院でイランに対する大統領の軍事行動の権限を制限する決議案が共和党議員の造反で可決し、トランプ氏の独断行動への警戒感が浮き彫りになった。元側近の量刑軽減を求めたことには、近い関係にあった司法長官からも批判が出た。トランプ氏は上院の弾劾裁判で無罪評決を受けた後、専横的な言動が目立っており、「身内」の反…