よしのり氏 若者の政治観を分析

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朝日新聞が「【強権】のままでいい若者たち」という記事を掲載していた。
世界中で民主主義的な「衆議を尽くす」プロセスが「効率が悪い」と考える若者が増えているようだ。

わしは中国を見てると、独裁の方が国を強く出来るのではないかと、ずっと疑念を抱いていた。

安倍政権が何をやっても支持率が高くて、野党が死にもの狂いで安倍政権の不正を追及しても、若者には響かない。
効率が悪いと思われてしまうだけなのだ。

政治なんかどうせ何も変わらないのだから、無駄な議論はよしてくれというシニシズムだけが次世代に拡がっていく。

与党にも野党にも、何を目指しているのか、何を達成するかのビジョンがないのが問題なのだ。
理念を捨てて、数合わせだけの永田町の論理でやっている状態では、若者のシニシズムを超えられない。

だからこそ、我々「ゴー宣道場」は、選挙や政党やマスコミに替わる新たな核を作るために「カウンター・デモクラシー」を目指し始めた。
日本初の試みだ。やってみよう!