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日本ハムのドラフト1位左腕、河野は満を持して2月1日からの春季キャンプに臨む=千葉県鎌ケ谷市のファイターズタウン室内練習場(撮影・山口泰弘)【拡大】

【球界ここだけの話(1869)】日本ハムのドライチ左腕、河野は“ソーセージ男”

 日本ハムのドラフト1位・河野竜生投手(21)が、1月8日にスタートした新人合同自主トレを29日に終え、この期間に“ソーセージ男”を強くアピールした。

 12日に千葉・鎌ケ谷市のファイターズタウン室内練習場で開催された新入団選手歓迎式典。河野は壇上で「ソーセージが好きです。日本ハムに入れてうれしかったです」とあいさつし、集まったファン約1000人の大きな笑いを誘った。

 お気に入りは親会社の粗びきウインナー『シャウエッセン』。年明け1月6日の入寮後、食卓に出ることが多く、自主トレ期間中のエネルギー源だった。

 一昨年の清宮、昨年の吉田輝と比較すると地味なドライチ。174センチ、82キロと大柄でないが、最速152キロを誇る社会人ナンバーワン左腕でバリバリの即戦力だ。

 キャンプ前に体を鍛え「課題を持って1日1日を過ごせました」と基礎体力をつけた。ブルペンに計4回入り、ラストの29日に45球を投げた。

 新人10選手はすべてキャンプ2軍スタート。1軍キャンプ地の沖縄・名護市から約30キロ離れた国頭村で牙を研ぐ。まずは2月15日の紅白戦。好投して、栗山監督に存在を誇示したいところだ。

 「目標は新人王と2桁(勝利)」。プロの世界で結果を残し『シャウエッセン』と同じく日本ハムの“主力商品”になろうと鼻息荒い。(山口泰弘)