大谷、ルール変更で価値増 投打の「二刀流」が導入
米大リーグ公式サイトは30日、今季から出場選手登録に従来の投手や捕手に加え、投打の「二刀流」が導入されることで、エンゼルスの大谷翔平の選手としての価値が増加すると伝えた。ルール変更により「二刀流」の選手は投手として負傷者リスト(IL)に入りながら、野手としてメジャーの試合出場が可能となるからだ。
エンゼルスのエプラー・ゼネラルマネジャー(GM)はラジオ番組で、一昨年に右肘の手術を受けた大谷について「投手のリハビリとしてマイナーで登板し、翌日に打者としてメジャーの試合で使う選択肢もある」と説明していた。従来は、マイナーでの登板にはILに入るなど一定期間、メジャーの出場選手登録枠を外れる必要があった。
大谷は昨季の成績で開幕時は二刀流選手登録の条件を満たしていないが、米メディアによると一昨年の実績が認められ適用される可能性があるとされる。(共同)