新型肺炎対策で 京都のソフトウエア開発会社、全員を3週間在宅勤務に
by 毎日新聞京都市内で新型コロナウイルスの感染者が出たことを受け、下京区のソフトウエア開発会社「コネクトフリー」は31日、安全確保のため2月3日から3週間程度、社長を含む35人の従業員全員を在宅勤務にすると発表した。遠隔地在住の5人は元々在宅勤務で、新たに30人が対象となる。
執行役員の山内成介さんによると、在宅勤務中はプログラム開発などを各自で行う。従業員らのパソコンを常時インターネットでつなぎ、パソコン上で会話もできる。既に予定が決まっている出張などは役員らが最小限の人数で対応する。
京都市に住む従業員が多く、会社も人通りが多い市中心部にあるため感染の危険性が高いと判断した。これまでも同様の体制で海外や東京などで働く社員が5人いた。期間は最大2週間とされるウイルスの潜伏期間を考慮したという。【添島香苗】