マスク義務づけ、手洗い励行、オゾン脱臭機…キャンプイン前に各球団が新型肺炎対策
by 毎日新聞新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、キャンプインを翌日に控えた各球団は31日、選手らにマスクの着用を義務づけるなど警戒を強めた。
西武は宮崎県日南市にある宿舎の食堂やミーティングルームで、薬剤を入れて使う加湿器を使用する。西武の広報は「ウイルスにも効果があると確認している」と説明。手洗いを励行し、報道陣にもマスクを配布するなど対策を徹底する構えだ。
ヤクルトも除菌効果があるとして昨年から使っているオゾン脱臭機を沖縄県浦添市の球場に7台設置した。
阪神はファンサービスの際にマスクを着用するよう選手に指示。阪神の広報は「ファンの皆さんも体調が悪いと感じたら静養してほしい。報道陣もマスクの着用や体調管理を徹底してほしい」と訴えた。【生野貴紀】