https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/01/31/20200131k0000m050312000p/6.jpg?1
ジャンプのW杯札幌大会へ抱負を語った(左から)カール・ガイガー、小林陵侑、佐藤幸椰=札幌市で2020年1月31日、角田直哉撮影

小林陵「地元でビッグジャンプを」W杯札幌大会 前日会見で抱負

by

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は1、2日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)で個人第17戦と第18戦が行われる。葛西紀明(土屋ホーム)が持つ日本男子歴代最多の通算17勝に、あと1勝と迫る小林陵侑(同)は31日の予選を全体のトップで通過した。

 予選前には札幌市内で有力選手による記者会見が開かれ、小林陵は「地元でビッグジャンプを見せたい」と決意表明。今季は3勝を挙げ、6度表彰台に立っており、「すごく調子がいいわけではないが、毎週、悪かった部分を克服して試合に臨み、充実したシーズンを送れている」と手応え十分な様子。記録については「札幌で超えられたらうれしいが、50勝以上している選手もいる。積み重ねていければ」と冷静に語った。

 主な日本勢では佐藤慧一(雪印メグミルク)が8位、佐藤幸椰(同)が18位で予選を突破。47歳の葛西は最下位の55位で本戦に進めなかった。【角田直哉】