https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/01/31/20200131k0000m040101000p/6.jpg?1
東京電力福島第1原発の汚染処理水を貯蔵するタンク=福島県で2018年2月7日午前10時7分、藤井達也撮影

福島第1原発の汚染処理水 海洋放出の長所を強調した「現実的な選択肢」

by

 東京電力福島第1原発の汚染処理水の処分について、有識者による政府の小委員会(委員長、山本一良・名古屋学芸大副学長)は31日、「現実的な選択肢」として「海洋放出」と「(蒸発させ)大気放出」の2案を提言する報告書を大筋で了承した。「確実に実施できる点は利点の一つ」などと海洋放出の長所を強調した内容になった。風評被害対策に関しては、効果があった取り組みなどを再確認した。【斎藤有香、荒木涼子、岩間理紀】

この記事は有料記事です。

残り2402文字(全文2602文字)

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら