東京円、109円台前半 新型肺炎警戒、小幅な値動き
by 毎日新聞31日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=109円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比17銭円安・ドル高の1ドル=109円03~05銭。ユーロは36銭円安・ユーロ高の1ユーロ=120円23~27銭。
朝方は、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスによる肺炎での渡航制限勧告を見合わせたことで、安全資産とされる円を売る動きが優勢となった。その後は日経平均株価が上げ幅を縮めたことなどから、小幅な値動きとなった。
外為ブローカーは「新型肺炎の感染拡大への警戒感は根強く、様子見ムードが強まっている」と話した。(共同)