https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/01/31/20200131k0000m040223000p/6.jpg?1
純金やプラチナで作られた時価総額1億5000万円の人生ゲーム=静岡市葵区呉服町で2020年1月30日

純金製の「人生ゲーム」展示 盤面の重さ12キロ、時価総額1億5000万円

by

 純金で作られた時価総額1億5000万円の「人生ゲーム」が、静岡市葵区呉服町2の宝飾店「安心堂静岡本店」で2月3日まで展示されている。田中貴金属工業(東京都千代田区)が、純金での資産運用をPRするため、玩具メーカー「タカラトミー」(東京都葛飾区)と共同製作した。

 人生ゲームはルーレットを回してマス目を進み、就職や結婚などを「体験」して億万長者を目指すボードゲーム。展示品の盤面は重さ約12キロの純金製。マス目の間にある山や橋は計約4・5キロのプラチナを使った。人型のコマは銀製で、ルーレットには金箔(きんぱく)を張った。

 全国で巡回展示しており、静岡市は6都市目。展示品に直接触ることはできないが、田中貴金属工業の田村直也さん(37)は「ルーレットはしっかりと回り、実際に遊ぶこともできる。貴金属を身近に感じてもらえれば」と話した。【大谷和佳子】