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中国、企業景況感3カ月ぶり悪化 新型肺炎深刻化前の調査で

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 中国国家統計局が31日発表した1月の製造業購買担当者指数(PMI)は2019年12月から0・2ポイント下落し、50・0となった。企業の景況感を示すPMIの下落は3カ月ぶりで、好不況を判断する節目となる50ちょうどまで小幅悪化した。

 春節(旧正月)の大型連休が1月に設定されたことを受け、従業員の帰郷に伴う工場などの早期休業が広がったことが響いた。統計局によると、調査は1月20日以前に行われ、その後、深刻化した新型肺炎の影響は十分反映されていない。

 中国では新型肺炎の流行で春節商戦が冷え込み、上海など主要都市の多くが、当初1月末までだった企業の休業期間を2月9日まで拡大する措置を取るなど経済の停滞懸念が高まっている。これらの影響が表面化するのは2月以降となりそうだ。【北京・赤間清広】