入院中の身体拘束で死亡 患者の両親が病院訴え 請求棄却 金沢地裁
by 会員限定有料記事 毎日新聞石川県野々市市の精神科病院で2016年12月、入院中の大畠一也さん(当時40歳)がエコノミークラス症候群で死亡したのは、病院の不当な身体拘束が原因だったとして、両親が病院を経営する社会福祉法人金沢市民生協会(野々市市)に約8630万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、金沢地裁は31日、請求を棄却した。
押野純裁判長は判決理由で「医療行為に対する強い拒絶などがあり、拘束の必要性を認めた医師の判断が不合理とは言えない」と指摘した。
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