米大統領弾劾裁判 共和党、証人召喚阻止に成功へ 31日にも評決
by 会員限定有料記事 毎日新聞トランプ米大統領のウクライナ疑惑に関する上院での弾劾裁判は1月30日、2日間にわたった陪審員の上院議員による質問を終えた。31日には、ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)ら証人を召喚するかについて採決する。弾劾裁判の早期終結を目指す与党・共和党が、証人召喚の阻止に成功する見通しだ。共和党は31日中にも評決に踏み切り、トランプ氏の無罪獲得を目指す。
上院(定数100)では共和党が53、民主党系が47の議席を持つ。採決で過半数が賛成すれば、証人召喚が実現する。賛否を明らかにしていなかった共和党議員のうち、コリンズ議員が30日夜、「証人の話を聞くことは双方に役立ち、曖昧な部分を明らかにする」との声明を発表し、賛成する考えを表明。ロムニー議員もこれまで証人召喚に前向きな姿勢を示している。
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