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レイズとの地区シリーズに登板したジレット・コール(ゲッティ=共同)【拡大】

ヤンキース、FA注目右腕コールに7年総額266億円提示 米メディア報じる

 米CBSスポーツ電子版は8日(日本時間9日)、米大リーグ、ヤンキースがフリーエージェント(FA)で最も注目の右腕、昨季20勝&326奪三振のジレット・コール投手(29)に7年総額2億4500万ドル(約266億円)のオファーを出したと報じた。

 全30球団の幹部や代理人らが集う移籍市場の一大イベント「ウインターミーティング」が9日(同10日)、カリフォルニア州サンディエゴで開幕するが、CBSは「MLBのウインターミーティングが今週サンディエゴで開催される。もしヤンキースが順調に進めれば、FAで最も注目のコールとの契約を同会議が終了する12日の朝までに発表できるだろう」とした。

 メジャーでのこれまでの投手最高契約は、デビッド・プライス投手が2016年にレッドソックスと結んだ7年総額2億1600万ドル(約236億円)で、今オフのコールの契約額は同記録を更新すると見られている。

 ヤンキースは2008年のドラフトで当時高校生のコールを指名したが、同投手はプロ入りせずロサンゼルスにある名門私立大UCLAに進学。そこで力をつけ11年に1巡目全体1位でパイレーツに指名され入団した。コールは過去3シーズン連続で投球回数200回以上をマークし、その間の防御率は3・20。アストロズからFAとなったコールの獲得をめぐっては、エンゼルスなども狙っていると伝えられている。