成田凌、6年前にスカウトされた原宿に帰還「歩いているだけで楽しかった」
俳優の成田凌が9日、東京・竹下通りで行われた映画『カツベン!』(13日公開)の公開直前イベントに出席。6年ぶりに竹下通りを歩いたという成田には「成田くん!」と黄色い歓声がわき起こり、2013年に原宿の古着屋でアルバイト中にスカウトされたと明かした成田は「原宿から始まったと言っても過言ではない。歩いているだけで楽しかったです」と原点の地へと戻って来たことを喜んだ。
成田は「建物もここにいる人たちも当時とは違って、変化を感じました」としみじみと語り「友達とよく来ていた場所なので、まずは映画の存在を知ってもらおうとPRできたのはとてもうれしかったです」と笑顔を見せた。
この日は、劇中に衣装姿で登場した成田。約1年ぶりに羽織ったという法被は「良いものですね。終わったらもらって、家に飾りたいです。ポスターは家にあるので、これもいただけたら額に入れて飾りたい」と希望。
13日に公開が迫った同作は「初日に観に行こうと思っています。関西の人たちに関西弁がどう届くか不安ではあるんですけど、試写の反応では大丈夫と言ってもらえたので、公開を楽しみにしています」と自信をのぞかせていた。
同映画は、日本アカデミー賞で最優秀作品賞など13冠に輝いた『Shall we ダンス?』(1996年)や『それでもボクはやってない』(2007年)などを手がけた周防監督による活動弁士(通称:活弁)を夢見る青年を主人公にした、完全オリジナルストーリー。