“守谷”の正体は…?謎めいたラストシーンが話題に「シャーロック」第10話
ディーン・フジオカが現代のシャーロック・ホームズを演じる「シャーロック」第10話が12月9日放送。ディーンさん演じる獅子雄のサンタ&消防士コスプレに視聴者から歓喜の声が上がるとともに、謎めいたラストシーンも憶測を呼んでいる。
by 笠緒ディーン・フジオカが現代のシャーロック・ホームズを演じる「シャーロック」第10話が12月9日放送。ディーンさん演じる獅子雄のサンタ&消防士コスプレに視聴者から歓喜の声が上がるとともに、謎めいたラストシーンも憶測を呼んでいる。
ディーンさん演じる犯罪捜査専門コンサルタントの誉獅子雄と、岩田剛典演じる精神科医の若宮潤一が現代の“ホームズとワトソン”として難事件を解決していく本作。警視庁刑事部捜査一課の警部・江藤礼二役で佐々木蔵之介、江藤の部下・小暮クミコ役で山田真歩も出演、各話ごとに1つの事件を扱いつつホームズの宿敵“モリアーティ”にあたる守谷を追っていくストーリーが展開してきた。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
鵜飼昇平都知事(大鶴義丹)の息子が誘拐された。鵜飼の息子、椋介(浦上晟周)は高校でバスケ部に在籍していたが、寮を出たまま帰ってきた形跡がなかった。バスケ部のコーチ、灰田聡(増田修一朗)はパワハラ指導を繰り返しており、灰田は椋介が部活がつらくて逃げたのではないか? と言う。
獅子雄が鵜飼の第二秘書、津崎洋平(松島庄汰)が秘書としては比較的若いこと、寮で椋介と同じ部屋のバスケ部員・竹内(佐久間悠)の様子が気になっていた。さらに鵜飼は安蘭と繋がりがあり、獅子雄は鵜飼の事件を解決することで守谷にメッセージを送るつもりだった。
実は誘拐事件は椋介の自作自演で、津崎は鵜飼の隠し子で椋介に嫉妬しており、さらに鵜飼から自らの支持率回復のための方法を考えろと指示され、竹内に協力させ誘拐作戦を計画していたが、それを知った椋介は灰田と鵜飼への復讐のため自ら誘拐されたように装っていた――というストーリー。
夜の学校で津崎と竹内が密談していると、そこにサンタ姿の獅子雄が現れる――「クリスマスシーズンだからサンタコスプレサービスしてくれた獅子雄様ステキ」「月9であのサンタのコスプレのカット、許されるのディーンさんだけ」などの声が飛ぶ。さらに寮の天井裏に隠れた椋介を見つけ出すシーンでは獅子雄だけでなく若宮も消防士姿に。「サンタだけだと思ってたから消防士来た時びっくり」「消防士コスもっと見たかった」といった感想も。
そしてラストは守谷と関係のある元捜査二課の市川利枝子(伊藤歩)が拘置所を脱走、江藤が東京の夜景をバックに「君が代」を歌う場面で終了。その直前の獅子雄の「灯台下暗し」、江藤の「こっちが(獅子雄に)事件を解かせるようにしてる」という発言から「こっちが事件を解かせるようにしてるって…まさかそういうこと?」「つまり蔵さんがアレってことですね」など、江藤が守谷なのか? と考える視聴者からのコメントが寄せられる一方、「ミスリードでしょ‥それか守谷側に潜入する警察スパイ」などの投稿も上がっており、この謎めいたラストシーンもSNSをざわつかせている。