元ジェフ千葉のミリガンがオーストラリア代表引退。W杯4大会出場、主将も
オーストラリアサッカー連盟(FFA)は9日、マーク・ミリガンがオーストラリア代表からの引退の意志を同連盟に伝えたとして発表を行った。
DFや守備的MFとしてプレーするミリガンは現在34歳。2010年から2012年にかけてはJ2のジェフユナイテッド千葉でプレーしたこともあった。現在はイングランド・リーグ1(3部相当)のサウスエンド・ユナイテッドに所属している。
2006年にオーストラリア代表にデビューしたミリガンは同国歴代8位タイとなる80試合に出場して6得点を記録。今年10月に行われたカタールワールドカップアジア2次予選のネパール戦が代表でのラストマッチとなった。
2006年から2018年まで4大会のワールドカップにオーストラリア代表として出場し、2015年のアジアカップ初優勝にも貢献。2019年アジアカップなどではキャプテンも務めていた。
「これほど長く母国を代表してプレーできるとは全く夢にも見ていなかった」とミリガンは代表引退についてコメント。先日急逝したピム・ファーベーク氏や現横浜F・マリノス監督のアンジェ・ポステコグルー氏、浦和レッズ監督も務めたホルガー・オジェック氏など歴代の代表監督に向けても感謝の言葉を述べている。
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