コシールニー「アーセナルで幸せじゃなかった」電撃退団の理由を明かす
ボルドーのローラン・コシールニーが、今夏にアーセナルを電撃退団した理由について語った。
2010年のアーセナル加入以降、9シーズンにわたり在籍したコシールニー。3度のFAカップ制覇などを経験し、同クラブでのキャリア終盤にはキャプテンとしてチームを率いてきたが、プレシーズンにアメリカ遠征への帯同を拒否し、そのままエミレーツ・スタジアムから離れることが決まった。
母国フランスのボルドーに移籍したコシールニーは、フランス『Canal+』で「アーセナルファンが僕の退団を予期していなかったことを理解している。誰一人として予想していなかった」と今夏の退団が突然のことであったと認め、その理由を明かした。
「簡単に言うと、クラブと契約した最初の日のような幸せを感じることができなかった。それに家族のこともあった。僕たちはフランスに戻り、新たなチャレンジをする必要があった」
一方、主将が抜けたアーセナルは今シーズン序盤から大混乱。現在、公式戦9試合連続未勝利と波に乗れず、ウナイ・エメリ監督を解任する事態にまで発展する。さらに、当初主将に指名されていたグラニト・ジャカがサポーターとの衝突によりその座を剥奪されたと伝えられており、現在ではピエール=エメリク・オーバメヤンが腕章を巻いてプレーしている。
コシールニーは、古巣の現状について「今、チームは難しい状況だけれど、オーバメヤンの活躍を嬉しく思うし、彼らみんなの成功を願っている。チームとして戦い、巻き返すことを期待している」と声援を送っている。(Goal.com)