ボローニャ冨安、ミラン戦で伊メディアから最低評価「悪夢の夜」
ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は8日、ACミラン戦にフル出場したが、イタリアメディアから辛口の評価を受けた。
ボローニャは8日、セリエA第15節でACミランとホームで対戦したが、15分に右サイドバックで先発した冨安のボールロストからPKを献上して失点。さらに32分にテオ・エルナンデスによる追加点を許した。40分、そのT・エルナンデスのオウンゴールで1点差に詰め寄るも、後半開始直後に冨安が跳ね返したボールをジャコモ・ボナヴェントゥーラに拾われてシュートを許し、3失点目。80分、リッカルド・オルソリーニが獲得したPKをキッカーのニコラ・サンソーネが決めて再び1点差に迫ったが、反撃はここまで。前節の強豪ナポリ戦に続く勝利を収めることは叶わず、2-3で敗れた。
■ボローニャ内で最低評価に
『メディアセット』は、失点に絡んだ冨安について、マッティア・バーニおよびイェルディ・スハウテンに並び、チーム内最低評価となる「5」と採点。「彼のサイドではアンドレアス・スコフ・オルセンが相手陣内に侵入せず、T・エルナンデスとボナヴェントゥーラに振り回されていた。先制点も彼のミスから生まれた」と指摘した。
『トゥット・メルカートウェブ』も同様に冨安に対し、バーニと並ぶチーム内最低点の「5」の評価を下している。「3失点中2失点は彼の不用心さが招いたもの。1点目は(ハカン)チャルハノールにボールをかすめ取られ、次はボナヴェントゥーラの足元にボールを送り込んでしまった。忘れるべきパフォーマンス」との見解を示した。
一方、『ユーロスポーツ』イタリア版は、冨安にについて、チーム内で単独の最低評価となる「4.5」と採点。「日本人サイドバックは突如、一歩後退。悪夢のような夜を経験した。ACミランの先制点の場面で最初のミスを犯したのは彼。さらにボールを上手く蹴り返せず、エリア付近のボナヴェントゥーラにネットを揺らすことを許したのも彼」と辛らつに綴った。(Goal.com)