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アンタッチャブルの山崎弘也(左)と柴田英嗣【拡大】

10年ぶりに復活したアンタ、ブランク感じさせない2人の今後に期待/芸能ショナイ業務話

 お笑いコンビ、アンタッチャブルが8日放送のフジテレビ系「THE MANZAI 2019 マスターズ」で10年ぶりにステージ上で漫才を披露した。

 ツッコミ担当・柴田英嗣(44)の女性トラブルなどでコンビは活動休止状態だったが、柴田がゲスト出演した11月29日放送のフジ系「全力!脱力タイムズ」に相方の山崎弘也(43)がサプライズ出演し、電撃復活。たまたまリアルタイムで見ていた当時と比べると、今回はそれを超える衝撃はなかったが、2人が楽しそうに漫才をしている姿が印象的で、本当に復活したんだというのをしみじみ実感した。

 ネタは「神対応」が題材。山崎は空白の10年間を「ファンキーでモンキーでベイビーみたいな」と柴田の女性トラブルに引っ掛けてイジるなど相変わらず暴走。「全然(俺の言うことを)聞かない!!」と怒る柴田をカリカリしたベーコンに例えて爆笑を誘った。

 そんな山崎のアドリブ満載で自由なボケに対し、的確にツッコむ柴田の腕はさすがだ。「-脱力タイムズ」のときは、柴田も突然のことに驚きながらネタを披露していた感じがあった。それに比べ、今回はきちんとネタも詰めて10年分の思いを爆発させたのだろう。

 場内には涙ぐむ観客の姿も。司会を務めたお笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(49)は「何か、得した感がありますね」。矢部浩之(48)も「特別な日じゃないですか」と感慨深げに語った。

 10年の歳月は、想像以上に長いはず。きっと目に見えないブランクもあるはずだ。

 そんな2人の思いを最高顧問のビートたけし(72)が代弁した。

 「うれしいんだろうね。うれしいし、楽しい。やはりブランクがあるから、お客さんを探っている。だけど、ウケたときのうれしさはすごい」

 これから年末年始のお笑い特番が増える。2人がまだまだいろんな番組で大暴れしてくれそうだ。(まろ)