米国野球殿堂に故ミラー氏ら マッティングリー氏は落選

 米国野球殿堂は8日、大リーグ選手会の元専務理事でフリーエージェント制度を導入するなど選手の待遇改善に尽力した故マービン・ミラー氏と、捕手の歴代2位となる通算2472安打を放った元カージナルスなどのテッド・シモンズ氏(70)の殿堂入りを発表した。

 1970~87年に活躍した候補者10人から、選考委員の投票で選んだ。ヤンキースで通算222本塁打のドン・マッティングリー氏や、初めて肘の靱帯再建手術を受けた通算288勝のトミー・ジョン氏は落選した。

 全米野球記者協会が選ぶ殿堂入りは来年1月に発表される。(共同)