JR東、さいたま新都心駅でロボットの実験 人混みを移動できるか確認

JR東日本が12月9日に、さいたま新都心駅で警備や清掃を行うロボットの実証実験を始めた。2020年春に開業する高輪ゲートウェイ駅で試験的に導入するロボットを使用する。

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 JR東日本は12月9日、さいたま新都心駅で自律移動型ロボットの実証実験を始めた。人混みの中でロボットが移動できるか確認する。期間は13日まで。2020年春に開業する高輪ゲートウェイ駅で試験導入するロボットを使う。複数のロボットによる自律移動の実験を行うのは初という。

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実験のイメージ。駅構内に設置したレーザーセンサーなどから取得した情報をクラウドで収集し、ロボットへ伝送。ロボットの移動をサポートする

 稼働するのは、警備ロボット、清掃ロボット、駅案内・広告ロボット、クルマ椅子型の移動支援ロボットの計6台。駅に設置したレーザーセンサーで歩行者の位置情報を取得し、駅構内マップなどの情報と合わせてロボットに伝送し、移動を支援する。ロボット本体に搭載したセンサー情報のみで移動した場合と比較して検証するという。

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実験で稼働するロボット
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駅内のセンサー設置イメージ

 今回の実験では、ロボットの移動時に人間のスタッフが付きそう。同社は、ロボットの導入によって駅の警備や清掃業務の省力化を目指すとしている。