21歳の米人気ラッパー、ジュース・ワールドさん死去 空港で発作起こし緊急搬送
米TMZ電子版は8日(日本時間9日)、米シカゴ出身の若手人気ラッパーのジュース・ワールドさんがシカゴのミッドウェー空港で発作に苦しんだ後、死去したと報じた。21歳だった。
記事は「才能のあるラッパーかつ歌手で、そのキャリアが軌道に乗り始めたばかりのジュース・ワールドがシカゴのミッドウェー空港で発作に苦しみ、その後死亡した」と伝え、「目撃者の情報によると、カリフォルニアを発ったジュースのフライトは8日朝着陸したが、彼は飛行機を降りて空港内を歩いている最中、発作に苦しんでいた。警察関係者の話では、救急隊員が駆けつけた際には口から血を流していた」とした。
ワールドさんは救急車で病院に搬送されるときはまだ意識があっというが、間もなく病院で死亡が確認されたという。現時点で死因はまだ発表されていない。
ワールドさんの「ルーシッド・ドリームス」は、昨年ビルボードのシングルチャートで2位を記録。アルバム「デス・レース・フォー・ラヴ」は今年、同アルバムチャートで初の1位に輝くなど、今後の活躍が大いに期待されていた。